【B2】圧縮袋はバルブ付きがいいと思った件

６月。

水無月。

もう初夏である。いや、梅雨時と言うべきか。

爽やかな５月の風はどこいった。

暑苦しくて湿気の多い風が、むわわわーんと吹き寄せる。

そんな中、先週末にようやくこたつ布団を洗った。

クリーニングに出すのは高いし、それほど高価なものでもないので、洗濯機に突っ込んで洗うことにしている。経年とともに、いい感じにヘタってきたので、洗濯槽に難なく入る。

太陽に当てて乾かし、さらに２日ほどしつこく干して完全に乾燥させたら、圧縮袋に入れてしまうのだ。そのままだと場所を取るからな。

その圧縮袋だが、ワタシは百均で買っている。

通販で売っているものはお値段が張るし、どうせ次の冬までしか使わないので、それで十分だ。

。。。と言いつつ、百均ものは、やっぱり安かろう悪かろうなところがあるのは否めない。新品なのに、圧縮後、しばらくすると、どこぞから空気漏れでもしたのか、ぼやんと袋が膨らんでいた、ということが割とあったりする（気づいた瞬間、超ブルーになる。謎）。

で、買い直しになるわけだが、それでも通販で買うより安く済む。めんどくさいときは、ぼやんとさせたまま、上に重いものを乗せて、そのままにしとくこともある（←もはや圧縮の意味なし。ただのビニール袋だ。むしろゴミ袋でもいいんじゃないか。謎）。

そんな百均の圧縮袋だが、圧縮の過程がちょっと面倒くさい。袋の開口部をぎりぎりまで閉め、残った隙間から掃除機のホースの先端を突っ込み、最大パワーで空気を吸い取るわけだが、掃除機のホースを抜いたら、間髪入れずにきっちり閉めないと、ぼやんと膨らんでしまう。

時間との勝負だが、その勝負に一回で勝ったためしがない。

何度か失敗し、再トライを余儀なくされる。これが実にめんどくさい。がさがさやってるうちに、袋が破れそうで心配になるし（なにせ百均）。

だが、今回、いつものように圧縮袋を買うため百均に出向いたワタシは、二つのタイプがあることに気づいた。

一つは、これまでと同じく、隙間から掃除機を突っ込む時間との勝負タイプ。

そしてもう一つが、袋の表面にバルブがついていて、そこに掃除機のホースの先端を当て、中の空気を吸い出すタイプだ。

「バルブか。。。」

ワタシは迷った。どちらも同じ１００円（税込１１０円）。

ってことは、どっちもどっちなのではないか。

ホースを外そうとしたらバルブごと引っこ抜けて、泣く泣くもう１枚買う羽目になるとか。

疑心暗鬼魔ゆえ、疑い出すときりがない。

でもまあ、モノは試しということで、バルブタイプを買ってみた。

そして、やってみたら、まあ！

超簡単！

ものの見事に一発で成功！

慌てて掃除を引っこ抜く必要もなし！

なんて素晴らしいんだ！！！　

ブラボー！！！

意気揚々と圧縮袋でぺちゃんこになったこたつ布団をしまったワタシは、次もこのバルブタイプを買うことを決意した。

侮れん、百均。

恐るべし、百均。

ときどき「なんじゃこれ！　１００円（税込１１０円）返せ！」と言いたくなる代物に当たることもあるが、やはり便利だ、百均。

庶民の味方に幸あれかし。

☆B2