【B1】久しぶりの俳句会、元気に集う我らシニアーズ。
コロナ禍で自粛続きだった句会。
まん延防止措置が解除され、メンバーのブースター接種も一段落した四月、久しぶりに開催の運びとなった。
「久しぶり!」とはいえ、3名は作品の提出のみで、参加者は会長を含めて4名。もはや挨拶してもしなくてもといった間柄の面子ばかりで、愈々ミニミニ句会まっしぐらである。
「会長が辞める時は一緒に辞めますからね。」
「一蓮托生だから。」
と、会長ファン3名が述べると、「私はこれが無くなったら淋しくなるよ。頑張るから!」と会長から頼もしい返事が。
会長は御年85歳。
ご近所さんとラジオ体操をしたり、野菜作りをしたり、惠ちゃん(演歌の貴公子、山内惠介くん)が大好きでファンクラブにも加入しており、定期的にコンサートに行ってはペンライトを振り回す活発な御方。
B1が最も見習いたいのは、お洒落好きなところ。
「お化粧をするのが楽しい~。」「赤の服が大好き!」等々、外見磨きもまだまだ現役。
片やB1はといえば、コロナで一層外出機会が減ったこともあり、BBクリームを塗って眉毛を描いて済ませてしまうこともたびたび・・・。
会長兼素敵な人生の先輩に添削されながらの句会は、仲間同士の刺激もあって、とても愉しい。
自分の気に入る句が作れるようになるまで果たして寿命が持つかしら、なんて野暮な問いは頭の隅に追いやった。
会長は3月に惠ちゃんのコンサートに行ったばかりだけれど、又行きたくなったらしい。
子供達から東京に行くのは危険だと釘を刺されているので、どこか近場で探すとか。
日本人独特の感性や情念を歌い上げる演歌というのは、こういう熱狂的なファンの皆さんによって支えられているのだと、今更ながら妙に感心してしまうB1でした。