【骨折生活67日目】
骨折したあの日から、早二ヶ月余り経った。
遂に 両手で鼻をかめるようになった。(祝)
補助装具も外れ、左手はめでたくフリーの状態に。(イェイ)
まだぴったり両手をあわせることはできないし、甲側に手をぐいっと反らすことも難しい。
だが、ある程度までなら、重いものも少し持てるようになったし、パソコンのキーボードも、両手を使ってブラインドタッチができるまでに回復した。
仕事上、ブラインドタッチができないのは、実にイタかった。
片手打ちだと、どうしても時間がかかる。
慣れとはすごいもので、それでもかなり速くはなったのだが、手元を見ずに、両手でダカダカ打つのには到底かなわない。
これには、補助装具が外れたのが大きい。装具は、手首から指の根元くらいまでの長さだが、掌に鉄の板みたいなものが入っていて、動きが固定されてしまうのだ。
それでも、ギプスに比べれば、月とすっぽんくらいに楽ちんではあるのだが。
まあ、そんなこんなで、生活の質はだいぶ向上した。
これもB家はじめ、皆様のおかげ、ツルさん(誰)のおかげである。
多謝なのである。
あとは、地味にリハビリするだけである。
先生からは、週に3回くらいと言われている。
だが、ワタシは当初から週に2回しか行っていない。
それでも、週2は守ろうと思って…いたのも今は昔。(早いな)
先週からは、週1となった。
いや、だって、めんどくさいし、時間ないし。
温めるリハビリとか、うちで電気ストーブに手をかざしてればいいんじゃん?とか思ってしまうダレダレ患者(謎)。
ちなみに、骨萎縮は相変わらずで、こちらは、すぐに元通りとはいかないようだ。
カルシウム注射とビタミンDの摂取はまだまだ続く。
つまり、まだまだ湯水のように、医療費が出て行く。
嗚呼、医療費。医療費がー。ガー!
なので、リハビリを節約しようとセコイことを考えるわけだ。
骨は縮んで、懐も縮む。
伸びたパンツのゴムみたいに、財布の口が緩むなんてことは、まずないだろう。
⭐︎B2