【骨折生活51日目】
タイトルの漢数字をアラビア数字にした。
何だか漢数字だとごちゃっとした印象だなと思ったので。そんなどうでもいい話はさておき。
ギプスが外れて1週間余り。
最初の数日は、どうしたもんかというぐらい痛かったが、徐々に落ち着いてきた。
痛みがないわけではないが、普通にしてればどうということはない。
先生も、どんどん動かせというので、出来るだけ骨折以前のように動かすよう心がけている。
まだ、捻りを入れるのが怖いので、手を合わせたりといったことは出来ない。よって、いまだ両手で鼻をかめない。相変わらず不便だが、それでもかなりマシになってきた。
今の目標は、鼻を普通にかむことだ(謎)。
そんな中、またしても衝撃の事実が発覚。
手のレントゲンと実際の手を見た先生が言った。
「はー、骨が抜けてるね」
「……は?」
ここ、と先生が指し示したレントゲン写真の手のひら部分。白いとこと黒いとこが三か所くらい入り混じっている(ように見えた)。
「骨萎縮が起きてるね」
何ですかそりゃ。
「神経質?」
唐突な質問に、さらに面喰らうワタシ。
「それはもう神経質です」
おかげさまで、コロナ禍になってから大変だよ。除菌に振り回されまくり。
少しでも外に出たら、帰宅後シャワー浴びないと安心して座れないし。
たまに出社すると、滞在時間の4分の1は、除菌に費やしてるよ、何しに行ってるのかまるでわからん(←除菌デス)。
「神経質な人にときどきあるんだよね、骨萎縮」
と、先生。
曰く。交感神経というのがあって(←知ってる)、神経質なヒトはすぐ血圧が上がってドキドキして、そうすると血管が収縮して、血行不良になって、骨に酸素が行かなくなって、再生が遅くなるとかナントカナントカ。
「骨も生きてるんです!」
と先生は言った(感無量…だったかどうかはわからない)。
専門的なことはよくわからないが、めんどくさいことを全部省いて言うと、神経質な人は骨の治りが遅い、ということらしい。
「治るよ、治るけど、通常の二、三倍時間がかかる」
げー。😩
…としか言いようがない。
「手、腫れてるでしょ」
確かに、右手と較べると、ぷくぷくしている。手をうまく洗えないから、手荒れがなくてきれいなんだと思ってたら、これ、腫れか。
ギプス外したてのときは、蝋人形の手みたいと思ったが、骨萎縮のせいだったのか。
「精神安定剤までは、まあ出さなくてもいいと思うけど」
おいおい、骨の治療に、そういうのが関係してくんの?
びっくりだが、いやいや、つまり、ということは、リハビリが長くなるってこと?
マジかー、医療費がー。ガー‼️
骨活第二章、もはや投げやりの境地である。😑
☆B2
※もうやかんのように泰然とするしかない。