Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

デカパン

f:id:b-kyoen:20220104112925j:plain

B家では、年始は新しいパンツを履くことを定めとしている。

別にボロパンツでもよいのだが、年が改まるということで、心機一転の気持ちの表れである。

調達するのは年末である。今回もまた、暮れにいそいそと商店街の洋品店(言い方が古っ!)に出かけた。

都会のお洒落なデパートではないが、パンツの品揃えは豊富である。ちゃんとMサイズからLLサイズまであるのだから。

そう言えば、パンツのSサイズってあるのだろうか。見たことがないように思うのだが。

それはともかくパンツである。ワタシはMサイズなので、まずはMサイズのてんこ盛り区画を見る。てんこ盛り=お安い、である。様々なパンツが山のようにぶん投げられている。

だが、すぐにダメだこりゃと諦めた。

リボンとか花とか柄物しかない。パンツは無地に限る。余計な装飾はいらない。

仕方なく少しお高いランクを見ると、2枚880円のパンツを見つけた。1枚440円か、予算的には少し高いがやむを得ない。無地だし、よく伸びるし、合格だ。これと、大盤振る舞いで680円のを1枚、計3枚のお買い上げとなった。

だが、レジで少し凹んだ。パンツ3枚で税込1500円以上飛んだ。3年は履かねばならない。ちなみに3年の根拠はどこにもない。

買ったパンツは、まず洗う。コロナ禍なので、念のための措置である。

自分で洗おうと思ってたのだが、早くに起きたB1が、他の洗濯物と一緒に洗ってくれた(多謝)。そのB1がしみじみと言った。

「パンツがデカい!」

生地が厚くて大きくて、まさに年寄りが履くようなパンツで、遂にこんなのを…と感動したらしい。

確かにデカパンではあるが。

生地が厚い=丈夫、デカい=お尻がはみ出さない、なのだ。

パンツに求めるのは機能性だ。チャラいレースのちっさいパンツなど何の役に立つというのか。

ケツがはみ出るだけではないか。

特に最近は、膨らんだお腹に引っ張り上げられてハミケツが常態化し、悩みの種になっているのだ。想像してみよ、ケツに食い込まぬよう、たびたびパンツをずり下ろさねばならぬ煩わしさを。

デカパン上等!

ハミケツするようなパンツを履くと、お尻の形がよけいに崩れる。

そう、これからはデカパンの時代だ。

デカパン万歳。

 

⭐︎B2

 

Copyright © 2015 BBB All Rights Reserved.