Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

地球の営みはヒトの営みを凌駕する。

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今日は、阪神・淡路大震災が発生した日から27年目。

別のことを書こうと思っていたのだけれど、それは違う機会に譲ることにした。

もう27年。

被災者でもなく、現地から遠く離れたところにいた自分にとっても、あの日、テレビに映し出された映像は、ただただ衝撃の一言だった。

直接の知り合いではないけれど、地元から被災地の大学に進学し、そこで被害に遭われた学生さんがいて、心が痛んだことを思い出す。

一昨日、トンガ周辺の海底火山が大爆発を起こし、8000キロも離れた日本の太平洋側沿岸に津波をもたらした。

夜中、DVDを見終わって、さて寝るかとネットを見たら、「つなみ、きけん、ひなん、にげて」の文字が画面に踊り、何事!?と思った。

地震の揺れは感じなかった。

地方か!と思ったけど、その割に警報や注意報の範囲がばかに広い。

慌てて調べたら、なんと遙か遠くの海底火山爆発によるものだと。

しかも、これまでにない事例で、発生のメカニズムもよくわからないらしい。

空振で海面が押し出されたとか仮定はあるようだが、検証はこれからだろう。

ワタシが思いつく津波の発生原因は、地震のほかだと隕石が海に突っ込んだとかそれくらいだ(←映画の影響)。

通信衛星から撮ったという火山の爆発の画像はすごかった。

日本の近海だったらどうなっていたのだろう。

専門家は、千年に一度くらいの稀な現象と言ってたけど、地球目線では千年なんて鼻くそほじるくらいの時間感覚だろうて。

それに、稀でも起きたことは事実。

阪神・淡路大震災も、東日本大震災も、多くの人にとっては青天の霹靂。

いつかは…という漠然とした危機感はあったとしても、現実味はどうしても薄くなる。

でも、起こるべきときに、それは起こる。

地球の営みの中で、それは必要不可欠なことなのだろう。

あまりに長大で雄大でけた違いなその歴史の中で、ヒトの存在はまだト書きのようなもんじゃなかろうか、と思ってしまう。

温暖化の原因を作り、いくつもの生物を絶滅に追いやったヒトも、地球の本気の前では、吹けばぶっとんでしまう脆弱な生き物。

それでも、毎日せっせと働いて、ご飯を食べて、うんこして、笑ったり泣いたり転んで骨折ったりする。

ヒトはそうやって生きてきた。

地球がぶっ飛ぶとき、ヒトはいったいどうなっているのだろうねえ。

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☆B2

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