Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

Cats vs. Dogs

B家はまごうかたなき犬派である。

弊ブログに登場するお犬様といえばB3の腹心(謎)B殿と呼称されるデブ犬だが、彼は二代目である。
初代は既にこの世を去って久しいが、いまだにB家の中に燦然として居座っている。

どういうわけか、初代もでんでん太りしていた。
さらにいえば、両者とも奔放で気儘で弱っちくて食い意地が張っている。
初代は、ご近所さんのところにも顔を出しておかずやらご飯やらをもらっていた。
それを知ったB1が、「ご飯をあげてないおうちの子みたいでしょ!」と怒っていたのも今は懐かしい(謎)。
おそらく、B家の歪んだ愛情(謎)ゆえに、でんでん太りが受け継がれているのではないかと思われる(要するに甘やかしすぎ)。

だが、今日の話題はB殿に関することではない。
犬と猫ではどちらがより飼い主に多くの愛情を示すか。
そんな興味深い調査に関するニュース記事を見たので、取り上げてみた。

オキシトシン(oxytocin)というホルモンがある。
下垂体後葉(という器官が脳内にあるそうな)から分泌されるホルモンで、愛情を感じると出るんだそうだ。
ゆえに、「愛情ホルモン」とか「幸福ホルモン」とか「癒しホルモン」とか、そんな甘い別名が流布している。
要するに、オキシトシンがいっぱい分泌されれば、脳疲労が取れ、気持ちが安定し、つまるところは健康によいということになるらしい。

で、このオキシトシン、人間のみならず、哺乳類全般に同様な働きが見られることがわかっている。
犬も然りで、実証済みだそうだ。
じゃ、猫の場合はどうなのよってことで、犬と猫を10匹ずつ選んで、飼い主と遊んだ後のオキシトシン分泌量を調べたらしい。
BBCのドキュメンタリー番組関連らしい)

そしたら、犬のほうが猫より5倍多くオキシトシンが出たと。

The results show the hormone increased by an average of 57.2 per cent in dogs but only by 12 per cent in cats - which means, in theory, dogs liked their owners five times more than cats do.
( INDEPENDENT, 1 February 2016 )

これだけ見ると、やっぱ犬のほうが猫より愛情深いのね、猫って気儘でクールだもんね、となりそうだが、実験に携わった科学者によると、そもそも猫は犬ほど社交性があるわけでもないし縄張り意識も強いから、ストレスフルな環境下における場合とのんびり自由な環境下における場合とでは結果も違ってくる可能性がある、とのこと。

とどのつまり、犬と猫でどっちがより愛情深いかなんてわからないということですな。
それは人間も同じですな。
実験してみたら、ンケキヨさん(なぜンケキヨさん)とB殿のオキシトシン分泌量は同じだった、なんてこともあるかも知れないし。

愛情を感じるからホルモンが出るのか、ホルモンが出るのか愛情が出るのかという疑問もある。
これは意識のお話に通じますな。

そういや、意識のお話の連載はどうなったっけ……って、それは触れてはいけない話題だった(謎)。
いずれにせよ、世の中面白い話に事欠きませんな。

☆Author:B2

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