Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

辻さんちに三四郎が来た!

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作家かつミュージシャンである辻仁成さんのTwitterを毎日見ている。

辻さんのファンではなく、作品も『冷静と情熱のあいだ』しか読んだことがない。

その作品も、江國さんとの共著で、宣伝か何かで興味を覚えたのではなかったか。

だいぶ昔のことで、筋もほとんど覚えてないけど、離ればなれになった恋人同士が、それぞれの視点でなんだかんだ(謎)を語って、最終的にまた…みたいな話だったような。

まあ、そんなわけで、江國さんの小説にはここ最近関心はあるけど、辻さんは別に…という感じだった。そもそもミュージシャンであることも知らなかったし。

それがなぜTwitterを見るようになったかというと、前に触れたことのある某ファッションブログの主さんが、記事の中でよく引き合いに出しているからだ。

辻さんは料理好きであるらしく、得意料理のレシピと、そのレシピにまつわるちょっとしたエピソードを、Twitterで紹介している。正確には、Twitterにその記事(日記)ページへのリンクが貼ってあり、そこに飛んで読んでいるわけだが。

料理記事の好きなワタシ(注:料理について書いてあるのを読むのが好きなのであって、料理好きとか料理が得意とかではない)は、何とはなしにその日記を読み始めたのだが、これがとても面白いのだ。

作家さんだからということもあるのだろうけど、料理に限らず、日々のあれこれや悩みごと、考えといった多岐に渡る話をかなり正直に書いている。更新も頻繁だ。

ついつい気になって、毎日Twitterをのぞくのが習慣になってしまった。

前置きが長くなってしまったが、その辻さんが、人生で初めて犬を育てることになった。息子さんが巣立ったあとの人生を、犬と一緒に過ごせたらいいなと思っていたらしい。その一方で、自分にできるわけがないと、半ば叶わぬ夢化していたところ、めぐり合わせのように、犬の紹介話が舞い込んだ。

そして、あれよあれよという間に、間もなく生後四か月になろうとしている一匹のミニチュアダックスフンドを引き取ることになったのだ。(その辺りの経緯や心の葛藤も記事になっている)

そして、ついに三四郎(辻さんが名付けた犬の名前)が、辻さんちにやって来た!

これから辻さんと三四郎は、どのような日常を繰り広げていくのだろう。

辻さんは、辻さんの視点から書いた日記のほかに、三四郎の視点で書いた三四郎日記を立ち上げた。空想と言ってしまえばそれまでだが、こうした想像力は生きていく上で、とても大事なことだと思う。

ワタシもかつて犬と暮らした。

その日々は今も色褪せず、人生の宝物のひとつとなっている。

ワタシ自身が今後犬と暮らすことは望めそうもない。

それゆえ、辻さんと三四郎の新たな物語を見守り、ひとりと一匹の幸せを願う。

B3から語られる日がくるまでワタシからは触れないが、この新たな物語がB3の心の癒しの一端になればいいな、とかそんなことも思うのであった。。。

 

 

☆B2

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