Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

腐草蛍となる。

 夏真っ盛りだが、そろそろ秋の気配を感じなくもない。
まず日照時間が短くなった。ちょっと前まで18時半くらいはまだ全然明るかったけど、このところ、「あれ?」と思うくらい薄暗い。
そして風。
今年は猛暑ここに極まれりで、呪詛のごとく「暑い」という言葉を吐きまくり聞きまくりだが、ここに来て風にほんのすこーし涼を感じるようになった。ほんのすこーしだが。

地球は自転しながら太陽の周りをめぐり、地上の季節は確実に移り変わる(少なくとも日本はな。亜熱帯地域とかは知らん)。
そうじゃないと困る。このまま暑さの中に閉じ込められたままではかなわない。日本全国総日干し状態になってしまう。

タイトルは夏の季語で、暑さで枯れた草木が腐って蛍に転じたとかなんとかいう意味らしい。
枯れたと言えば、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という句。
(俳句かな、これ。川柳かな。まあどっちでもいいや)
幽霊かと思ったら単に枯れた花がガサゴソしてただけだったとかいうやつ。転じてなんでもないことに大騒ぎするという譬え。

駄菓子菓子。
幽霊というか怪異現象はあると思うね。

そう、夏といえば怪談(←ここにいたるまでの展開がだいぶ苦しいな。謎)。
子供の頃は夏休みになると決まって「あなたの知らない世界」という番組をテレビで見ていた。怖いんだけど引き付けられる、まさしくワタクシの知らない世界。w

最近は怪奇特集とかあまり見かけなくなったが(気づいてないだけかも知れない)、久々に面白い不思議番組を見た。
山で遭遇した不思議な話。
怖いけど面白かった。

自分はそういう怪異現象に遭遇したことはないのだが(昔、その筋(謎)のヒトに「忘れてるだけ」と言われた)、B1が何気にそういう怪しい勘が働く人なので、割と身近な話だったりする。

非科学的と断じる人もいるけど、こうした怪異はいずれ科学で解明できるんじゃないかと思う。まだまだこの世は知らないことだらけ。電気の正体は自由電子で(らしい)、電子を作っているものは素粒子で(らしい)、でも素粒子の正体はまったくの謎。その素粒子は人間の体を作っているものでもあるわけで、となると、人間や生き物の正体も実は謎。ってことになる。
つまり人間自身が怪異だ。だから怪異は存在するのだ。どや。(謎)

物事をどんどんどんどん細かく砕いていくと、かえってわからなくなる。
まったくもってミステリー。
そんな怪異にぴったりなのが夏。
なんで夏なんだろう。お盆があるからかね。
お化けは年中無休だと思うんだがね。

暑いのは嫌いだが、不思議なことを考えるのは嫌いじゃない。
でも草が腐るほど暑いのはやっぱり勘弁して欲しいものだ。
(蛍はOK)

 

☆B2

 

Copyright © 2015 BBB All Rights Reserved.