Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

美容院の良し悪しは技術とシャンプー台で決まる。

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新しい美容院に行って来た。

ここ半年以上、同じ美容院に通っていたのだが、前回、妙な具合にカットされ、頭の右半分だけがぼわんぼわんシルエット(謎)になった。

その店は美容師が何人かいるのだが、お互いに話をすることもなく、でもたまにちらっと目をやることはあり、でもその視線が観察でもしているかのように不気味で、ちょっと気になってはいたのだが(ネット評価で『あそこはコミュニケーションが悪い』と書き込まれていた)、技術がそこそこならそんなことはどうでもいい。だが、その肝心要のところでダメダメになったらダメだろう。

そういうわけで、別のところに乗り換えたというわけだ。

そのお店は少し前から気になっていた(←つまり、コミュニケーション皆無店にはその頃から見切りをつけていたことになる)。ネット評価も高い。少し遠いが、歩いて行けないこともない(電車賃は極力ケチる)。

初めてなので、様子見ということでカットだけにした。シャンプーはつけない(ドケチ道)。シンプルに髪だけ切ってもらって技術を見る。

予約時間の少し前に店に入った。

入った瞬間、「当たり!」と直感した。

こんなことは珍しいのだが、「いらっしゃいませ」と声をかけてくれたその接客態度がとにかく柔らかくて、ついこちらもニッコリ(にへら〜じゃない)してしまうという、そんな感じだったのだ。

さらには店内に良い匂いが漂っている。

ふと見れば、入り口近くの棚にハーブ系の商品が並んでいた。

どこの美容院でもヘアケア系のニオイは漂っているものだが、ここまで良い匂いと感じたことはない。前の美容院はドライヤーのニオイしかしなかったような気がする(謎)。

そしていよいよお席へ。

 

カウンセリングを済ませてカットが始まる。

自分はくせ毛なので……といった髪の毛のお悩みをつらつら話しながら、うん、ここの美容師さんたちの接客は「○」であると採点を下す(謎)。

問題の技術はどうか。

初めてということであまり大胆なことはせず様子見みたいな感じで…という言葉通り、それほどジョリジョリはさみを入れることはなかったが、仕上がりはまあまあいい感じである。技術力も「○」でいいだろう。

そして、流すためにシャンプー台へ。

ここで「○」が「◎」へと一気にジャンプアップした!

なんと楽ちんなシャンプー台だ!

自分は頸椎ヘルニア持ちなので、美容院のシャンプー台と歯医者の椅子はほぼあわない。寝転がったり奥歯を見るために椅子を倒されると、ほぼ100%の確率で「もっと上にこれますかー」と言われる。

行けねーよ。

首が曲がるよ。痛いよ。無理っ!

かくして、首の下にタオルを入れてもらったり、「ここまでで勘弁してくれ」と泣きを入れたり、「手のかかる客(患者)」になるのだ。

だが、この美容院のシャンプー台は違った!

椅子が倒れてもまったく首が痛くない!

むしろ快適!

このまま寝ていいですかっ!レベル!

「このシャンプー台、すごくいいですね〜、実は私、首がダメで〜……」

と誉め称えたら、美容師さんは嬉しそうに「良かったですー。首を支えるところがちゃんとしてるんですよね〜」と答えた。

ここでヘッドスパをやってもらってもいいかもな…とちょっと思った。

高いからやらないけど(ドケチ道)。

他の美容院ならシャンプー台に向かう道のりは、苦痛に満ちた地獄街道でしかない。

だが、ここは違う。

天国への怪談、もとい、階段だ!

しばらくここに通うとしよう。

さらばだ、コミュニケーション皆無&ドライヤー臭しかしなかった店よ。

これで美容院ライフは安泰だ。

ビバ、シャンプー台。

 

☆B2

 

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