精霊の守り人Ⅱ:とりあえず感想。
去年の春先。
大好きな『精霊の守り人』が実写ドラマ化するということで大いに盛り上がり、放映を見たら大いに盛り下がったあのときからほぼ1年。
先日からパートⅡ『悲しき破壊神』が始まった。
いただけなかったパートⅠのことを思うと見るのめんどくさいなと思ったりしたが、やはり守り人ファンとしては捨て置けぬ。
うだうだと初回放送見て、「おや?」とTVの前で正座した(嘘)。
これは……。
大いに盛り下がった(くどい)前回と何か違う。
一言で言うと、見るに耐えるものになっている(上から目線)。
相変わらずタンダはダレダレだし、シュガは星の宮一の英才というより星の宮一のぺーぺーという感じで原作イメージ総クズレなのだが、次もまた見たいと思わせる作りになっている。
むろん、原作とは異なる展開が結構ある。
今回は『蒼路の旅人』と『神の守り人』を同時並行的に融合させたものになっており、バルサとチャグムの旅が交互に描かれている。
いやーまたログサム出てるよお化けか、とか、シュガは一緒に船出しないんだけどなー出番多くするためか?、とか、チャグムの弟をニの后が産んでるよー三の后どこ行った、とかとか突っ込みたいところはそれなりにある。
が、それがあまり気にならないのは、ひとつにはこれは原作とは違うものであると割り切りができたこと、そしてもうひとつは、前回の第一シリーズは『精霊の守り人』単体で話を進めていたので原作と違うところにいちいち引っかかりやすかったが、今回は各話を融合しているので細かいところにこだわることなく全体を見るようになったこと、といったところであろうか。
キャストもタンダとシュガを除いてはまあまあだし。
(平さん見るとちょっと悲しい。しんみり)
壇蜜好きだし。
(演技はイマイチだけど)
綾瀬はるかはよいし。ついでに言うと、この間出てた「LIFE」のうそ太郎の妹役、すごくよかったし(謎)。
だが、何よりもよいのはシハナだよ。
何だあのシハナは。
原作では氷の女王のようなクールな切れ者というイメージなのだが、すっかりヤン風ではないか!
だがそれがすごくよいと感じる自分は一体・・・。
ヤン風シハナがともかくツボだ。
あのシハナを見るためにパートⅡを見てると言っても過言ではない。
というわけで、来週もまた期待。
※余談:昨日は節分だった。朝ラジオでリスナーが「わたしのところでは節分に寿司をまきます」と言っていて、すごいなー寿司をまくってどうやってまくんだ、葉っぱにくるんでまくのかと思った。
そしたら違った。恵方巻き、つまり、寿司を「巻く」だった。「撒く」じゃなくて。
てっきり「鬼はーそとー、福はーうちー」とやりながらかんぴょう巻きとかたくわん巻きを豆のごとく撒くんだと思っちまったよ。
・・・というとんだ勘違い話でした。
☆B2