読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Bの響宴

リタイヤを迎えた親のための認知症予防プログラム - 「ひとまず家族でブログやります。」(B型一家ほぼ全員参加型企画)

9月2日。

9月2日、ベトナム建国記念日で祝日。

フランス、日本の支配を受け続けたこの国が70年前の今日、ベトナム民主共和国として独立を宣言した。日本が降伏文書に調印をした日である。私達にとっては負けを認めさせられた日と呼べるかもしれない。

首都ハノイでは、3万人規模のパレードを実施、ホーチミンでも打ち上げ花火など今日はどこも朝から賑わっているに違いない。

話は変わるが、先日、ベトナムの国歌として知られている曲の著作権に関する記事を読んだ。作者は既に他界してらっしゃるのだが、夫人がこのたびその曲を文化スポーツ観光省に寄贈したいという意向を伝え、同省がベトナム著作権保護センターに対し、著作権料の徴収中止を要請したという。しかし、これに異を唱えたのがご子息である。彼は寄贈に反対をしているわけではなく、むしろ喜んで寄贈に同意するつもりのようだが、問題視しているのは、政府や国会、すなわち国としてこの曲を受領し、それをきちんと明示すべきだという事である。たかだか一省庁が勝手にいろいろやってんなよ、ということ(かな)。母君も勿論純粋なお気持ちで寄贈の旨を伝えたのだろうが、ご子息もまた、この国の歴史を身を持って体験し、詩を書き、曲を書いたお父上の想いを尊重し、国歌として慕われるこの曲を正当なかたちで国に委ねたいと思っているのだろうと思う。

話題となったこの曲は「Tien Quan Ca」。邦題では「進軍歌」、またMarching songやArmy march と英訳されている。1944年に故バン・カオ氏が書き上げ、翌1945年、ベトナムの国歌として採用、そして、ベトナム戦争の終結、南北が一つになった後、1976年に現在のベトナム社会主義共和国の国歌となった。戦い続けた時代を国民と共に生き抜いてきた歌といえるかもしれない。

内容は、なんと言うべきか、あくまでも個人的な感想では、日本の国歌がいかにも日本人が作った的な内容であるのと同様、こちらもいかにもこの国の歌という感じである。意外と生々しい感じがする。過酷な歴史から目を背けない決意や、祖国や同朋への一途で熱い想いが直球で伝わってくる、そういう感じ。

その昔、この国の国旗の赤について仕事仲間に教えてもらったことがある。ベトナムの国旗の赤は、独立のために流した多くの同朋たちの血の色だ、それを絶対に忘れない、ということ。この曲を聴いて、改めてその言葉を思い返した。それを感じさせる曲であり、また、私が個人的に抱いている「屈する事をよしとしない」という国民性も感じさせる。壮大かつ温もりを感じさせる曲調であり、その温もりのなかに普段感じている彼らの優しさを見出せるような気もする。

宜しければ是非。


200 nghệ sĩ hát TIẾN QUÂN CA - Bài hát quốc ca VIỆT NAM [Nhiều ...

 

Author B3

Copyright © 2015 BBB All Rights Reserved.