スクラップ・アンド・ビルド (B2)
個人的な好みの問題だけど、今回の芥川賞二作品のうち、このスクラップ・アンド・ビルドのほうが面白かった。
火花も面白かったんだけど、作品の中に深く入っていけるかという点では、自分はこっちに軍配を上げる。
理由はいくつかあるけれど、B家の面々は絶対こっちだと思う( ̄▽ ̄)。
なぜならば、共感するシーンがいくつもあるからだ。もう笑っちゃうんですが。
B1にも早く読めと言ってるのだが、読み終わってあげた『三国志』のほうが気になるみたいでな。いや、『三国志』長いから、先にこっち読みなよと勧めているのだが。
視点が面白いんだよね。
へええ、そういう立ち位置から見るのか、みたいな。
利己的で独善的で、けど、誰もが持っているであろう部分。
もっと話題になってもいいと思うんだけど、いかんせん、相手が又吉さんだったから。
でも、お勧めです。
☆おーさーB2